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【2025年相場の本音】中古トラック価格、「高止まり」は続くのか——オークションの現場で起きていること

中古車全体の相場は2025年に入って軟化傾向が出てきました。USSオークションでは2月をピークに成約価格が継続的に下落し、普通車の流通量減少が市場を押し下げています。「もう高値相場は終わりか」——そう読んでいる経営者の方も多いのではないでしょうか。

 

ところが、中古トラックはまったく別の動きをしています。

 

大型トラックの中古相場は2025年現在、500万~1,200万円と幅広いものの、良質車に限れば価格は崩れていません。理由は単純で、「出てこない」のです。2024年問題による運行本数の削減で、各社は手持ちの車両を売りに出すどころか、むしろ抱え込んでいます。働ける車が減ったから、使える車は手放せない——という構図です。

 

加えて、中東・東南アジア向けの輸出需要が底堅いことも見逃せません。走行距離が多くても、日本のいすゞ・日野・三菱ふそうは現地で引く手あまたで、現地バイヤーが国内オークションに直接入ってくるケースも増えています。「国内業者が落とせない」場面が増えているのが実情です。

 

もう一つ注目すべきは、2025年4月に施行された改正貨物自動車運送事業法です。5年ごとの許可更新制度が導入され、財務・法令遵守の審査が入るようになりました。体力のない中小事業者が廃業・縮小すれば、その保有車両が市場に流れてくる可能性はあります。ただし、それが「相場崩壊」につながるかは慎重に見極める必要があります。数台レベルの売却では、相場は動きません。

 

「安くなるまで待つ」戦略が通用しない市場が続いています。良質な1台を早めに確保する判断が、今の相場環境では合理的です。

 

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2026年04月08日[水]

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